GRAPE

読み方、または別称:ぐれーぷ

GRAPE(グレープ)とは、多体問題専用計算機のことで、東京大学総合文化研究科に所属していた杉本大一郎、戎崎俊一、牧野淳一郎、伊藤智義、泰地真弘人らによって開発された。現在、彼らはそれぞれ別の大学に所属している。

GRAPEは、重力多体問題の計算量の大部分を占めた重力相互作用の計算専用パイプラインを組み込んでいるハードウェアで高速処理することを目的としている。また、球状星団や銀河、銀河団といった多くの恒星からなる天体の時間進化や、動力学を数値的にシミュレーションすることも目的としている。

GRAPEプロジェクトをきっかけに、専用パイプラインによる計算の高速化という基本概念を継承したさまざまな専用計算機が開発されている。例えば、「分子動力学用計算機」。GRAPEアーキテクチャの応用例で重要とする分子動力学(MD)に応用した計算機で、水中のたんぱく質のMDシミュレーションでは、蛋白質分子を構成している水分子の水素・酸素原子の間に働いている分子間力・クーロン力などの相互作用を計算するために用いられている。

ちなみに、名称の由来は、GRAvity PiPEからきている。略称である。

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