クラス
読み方、または別称:くらす
クラスとは、複数の意味を持つ言葉である。パソコンを使う上でのクラスとは、オブジェクト指向において抽象化データのひとつでありオブジェクトの設計図である。クラスから作ったオブジェクトの事をインスタンスという。
ひとつのクラスにインスタンスが持つデータとインスタンスに対して行える操作をまとめて、整理することをカプセル化という。
あるクラスを基準に別のクラスを作成することをクラスの継承という。継承の基準となったクラスの事を親クラス、スーパークラス、基本クラスなどという。継承させた子となるものをサブクラスと呼んだりする。サブクラスは、スーパークラスをより具体的にしたものである。親クラスの関数子クラスの関数に移すとき別の関数にすることをオーバーライドと呼ぶ。
クラスのほかの意味であるが、クラスとは、元々階級、等級などの意味を表すもので、そこから派生したものとして、学校のクラスの意味が出てくる。他にも軍艦やや飛行機をその大きさや収容人数で分けるときに暮らすという言葉が使われる。