エンディアン

読み方、または別称:えんでぃあん

エンディアン(endianness)とは、多バイトのデータ、すなわち基本情報記憶単位を超えるデータをメモリ上に配置する方式の種類のことである。他に、エンディアンネス、バイトオーダ(byte order)などとも呼ばれる。日本においての呼称としては、「エンディアン」という呼び方が一般的である。 しかし、このendianという用語そのものには「配置方式」「並び順」という意味は持っていない。また、リトルエンディアン(little endian)、ビックエンディアン(big endian)という名称もある。これはそれぞれ方式の名称であり、リトルエンディアンは、データの下位バイトから並べる方式のことで、例えば、1234ABCD(16進数)という4バイトのデータをリトルエンディアン方式を使うと、「CD AB 34 12」と並べることになる。 一方で、ビックエンディアンとはデータの上位バイトからメモリに並べることで、同じく上記の16進数で例えると、「12 34 AB CD」となる。これらのうち、ビッグエンディアンは人間にとって直感的にわかりやすいというメリットがある。 一方でリトルエンディアンは、多倍長加算の起点が最下位バイトであることもあり、コンピュータによって処理がしやすいという利点を持っている。
リトルエンディアンとビックエンディアンのどちらを使うかは、主にCPUによって規定される。そのため、異なるCPUのシステム間でバイナリファイルをやりとりする場合やプログラムを移植する場合などに注意が必要となる。
また、Unicodeを扱う場合でも、リトルエンディアンを使うUTF-16LE符号化スキーム、ビッグエンディアンを使うUTF-16BE符号化スキームがあり、注意が必要である。さらに別のUTF-16符号化スキームにおいては、バイト順マーク(Byte Order Mark、略称:BOM)と呼ばれる特殊なコード(U+FEFF)が予約されており、データの先頭にBOMが付与されている場合はリトルエンディアン、BOMがない場合はビッグエンディアンとなるため、やはり注意が必要である。
その他、TCP/IPプロトコルスタックでは、プロトコルヘッダやMIMEなどで文字符号化スキームを指定しない場合は、ビッグエンディアンであり、これをネットワークバイトオーダという。

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