void
voidとは
void(ボイド)は、プログラミング言語において、「何もない」といった意味の型などの識別子や予約語などに使われる名前である。
ALGOLや、C言語とそこから派生した言語には、void型と呼ばれる型があり、呼び出し側に返り値を戻さない関数を書く場合に用いられる。そのような関数は、何かしらの処理、あるいは引数を出力するといった、副作用のために呼び出されるのが通例である。値を返さない手続きは関数ではなくプロシージャである、という言語(Visual BasicやPascal)もある。似たものとしてnil(Null)やUnit型 (en:Unit type)があるが、void型は、そのような値は存在しないという点が、それらと違う。
C言語やC++ではvoid型へのポインタ(void *として宣言される)があるが、これは上で述べたvoid型と直接関連するものではなく、「void型へのポインタ」は、「不特定の」型を指すポインタとなっている。つまり、この文脈ではvoidが汎用型として扱われている。プログラムでどんな型のデータもvoid型のポインタから指すことができ、逆に元のデータを参照することもできるため、ポリモーフィックな関数を書く際に有用である(ただし、関数はデータとして扱えないため、関数ポインタについては違ってくる部分がある)。
また、JavaScriptなど、言語によっては、void演算子が存在する。void演算子は、オペランドの式を評価してその値を得る計算をおこなうが、その値は捨てられ、値を返さない。
- 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
- [ voidの改定履歴 ]
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