フェムトセル
フェムトセル とは
フェムトセル(Femtocell)とは、低出力、小範囲の小型携帯基地局のことである。セルは携帯電話が使えるエリアのこと。フェムトとは1000兆分の1を表す語で、「とてもちいさな」という意味として使われる。
携帯電話の電波が届きにくいところ(大きな家の中心付近など)には、かつて「ホームアンテナ」と呼ばれる増幅器が置かれることが多かった。しかしホームアンテナはあくまでも電波が届く場所から届かない場所への中継を行うものであり、大深度地下や、離島、山奥の建物など、携帯電話のサービス範囲外では設置しても意味がないケースがあった。
これに対してフェムトセルは、インターネットを介して携帯電話網とつなぐため、これまでインターネットは使えたが携帯電話の電波が届かなかった場所でも携帯電話が使えるようになる。
携帯電話の事業者の中にはユーザにフェムトセルを無償配布するところもある。それは高いコストをかけて公衆アンテナを増設することなく自社のエリアを(理論上)広げることができるため、カバー人口を広げたい事業者にとって、トータルコストを安く抑えることができるためである。
- 執筆: 日立ソリューションズ 教育部











